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  • 執筆者の写真holn-AC

カビのお話



みなさん、こんにちは😊

梅雨の季節がじわじわ~っと近づいて、暑さとジメジメでマスクの辛い時期がまたやってきましたね💦



さて、今日はカビのお話をしたいと思います!

先日インスタグラムでも投稿したのですが、ほるんにカビを発見いたしました😲💦





どど~ん!



まぁるく脱毛しちゃってますね~😨


この日はシャンプーをして、タオルドライをしている時にぼそっと毛が抜けてしまい、

どこかに湿疹か傷でもあったのかな~?と探していると、👆の写真の箇所(右腰あたり)に脱毛しているところを発見いたしました💦




こんな風に毛束でぼそっと抜けました!










👆ここら辺に、ちっちゃいハゲちゃんができちゃいました!!



この抜け方、色素沈着具合、痒みがないこと、

このような症状は、皮膚糸状菌症が疑われます。



そもそも、カビ(真菌)は全ての犬猫さんの皮膚に、常在菌として存在しています。

通常は免疫によって増殖が抑えられているため、このように脱毛したりしないのですが、

子犬や老犬、免疫が低下している子では、真菌が増えて発症しやすいのです💦


ほるんも、今月23日で14歳になります✨

もう立派なシニアです~。。

少し前に、全身麻酔をしたりと、色々あったので免疫が下がっていたのかもしれません😢



念のため、カビが増えているかの検査をしました!




皮膚真菌症の検査は、脱毛部境界の被毛を抜いて、真菌専用の培地に植え付けます。


こんな感じ。



10日ほどで綿毛状のカビが生えて、培地の色が赤に変われば真菌陽性です!



こんな風に、培地の色が赤になります!



真菌の治療

としましては、


①外用薬の塗布

②抗真菌シャンプーなどを用いての薬浴

③ ①②でも治りが悪い場合、範囲が広い場合は内服の処方


です。


当院では薬浴(予約制)も行ってますので、ご希望があればぜひお声掛けくださいね。



ちなみに、真菌は人にも移ります!!

こちらも人の免疫がしっかりしている場合は移ることはないのですが、

免疫が低下している場合、

動物の真菌増殖が極端に活発な場合、感染することがあります。

そして動物と違い、人の症状はと~っても痒くなるそうです😨💦💦


なので、もしおうちのこが真菌と診断された場合は、ご自宅の掃除をしっかりして、抜け毛などを除去しておくことをオススメいたします。




果たして、ほるんからカビが生えるのか…?!

毎日(?)培地の変化をインスタグラムのストーリーにてレポートしますので、そちらもぜひお楽しみに😊



👇当院インスタグラムはこちらをクリック!👇



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